2025/05/16 09:05


運転中に「パンクしたかも?」と感じたら、どうすればいいのか。いきなり焦ってしまうと、事故につながる可能性もある。この記事では、パンク時の対処法と、日頃の点検・運転でパンクを防ぐ方法について解説する。


1. パンクの前兆を知る

パンクには前兆があることが多い。これを知っていれば、トラブルを未然に防げる。

ハンドルが重くなる

直進しているのにクルマが左右に取られる タイヤから異音がする

走行中にゴツゴツした振動を感じる

空気圧が短期間で減る

どれかに当てはまるなら、すぐに安全な場所に停車し、タイヤを確認しよう。

2. パンクしたときの対処法

安全な場所に停車する

急ブレーキを踏まず、ハンドルをしっかり握りながら減速し、路肩や駐車スペースに停車する。高速道路ではハザードを点け、非常駐車帯まで移動しよう。

タイヤの状態を確認する

完全に空気が抜けている(バースト) → スペアタイヤに交換するか、ロードサービスを呼ぶ

釘や異物が刺さっている → むやみに抜かず、そのまま整備工場へ移動

徐々に空気が抜けている → パンク修理キットや補修スプレーで応急処置し、整備工場へ向かう


応急処置の方法

最近のクルマにはスペアタイヤがない場合も多く、パンク修理キットでの対応が一般的だ。1. 修理キットを準備する

2. キットの説明書に従い、パンク部分を補修3. 空気を適正な圧力まで入れる

4. 低速で安全に整備工場へ向かう


応急処置はあくまで一時的なもの。できるだけ早めに修理・交換をしよう。


3. パンクを防ぐためのポイント

日常点検を習慣にする

空気圧を定期的にチェック(月1回が目安)

タイヤの溝やひび割れを確認

異物が刺さっていないかを見る


定期的に点検すれば、パンクのリスクを大幅に減らせる。


運転中に「遠くを見る」意識を持つ

普段から遠くの路面を確認することが重要 路上にガラス片や金属片が落ちていないか 穴ぼこ(ポットホール)や段差があるか 水たまりの下に危険な障害物が隠れていないか

先を見て運転すれば、異物を踏むリスクを減らせる。


パンクは突然起こることが多いが、

手順を守って安全に気を使い冷静に対処して欲しい普段の点検と運転の工夫で、パンクのリスクを減らし、安全なカーライフを送ろう。